ギルド集会所(ゑもんレポート)_用語集(随時追加中)

2022年2月12日

ギルド集会所(or ゑもんレポート)でよく使われている用語について解説しています。

※本記事は、ギルド集会所(「ゑもんレポート」関連のチャットスペース)の諸先輩方に教えていただいた内容や著者の経験(一部推測)を元に作成しておりますが、記事の正確性は保証されておりません。

あ行

上げの全盛

日経225先物価格が上昇しつつ、プット、コールの両方のIVが上がること。あまり発生しない現象。

上げのP盛C剥

日経225先物価格が上昇しつつ、プットのIVが上がり、コールのIVが下がること。
日経225先物価格が上昇すると「上げのP盛C剥げ」となることが多い。日経225先物価格の急な上昇ではなく、緩やかに上昇する場合に、「上げのP盛C剥げ」となることが多い気がする。上げのP盛C剥が発生する原理は、「スライド効果」の項目を参照してください。

アホボラ

ありえないくらい高騰している(プットの)IVのこと。東日本大震災などのインシデントにより先物が暴落したときなどに発生する。

アホボラは2度刺す

アホボラに対して、「これ以上はIV高騰しないだろう、逆にIVは急速に下落するだろう」と安直に考えて、プット売りをして、更にIVが高騰してしまい、大きな損失が出てしまうこと。アホボラにショートエントリーは要注意(やめましょう)。

イージーモード

先物が下落する度に、IVが簡単に上昇してくれる相場の状況。ベガロングのポジションであれば利益が出しやすい。

NS(エヌエス)

ナイトセッション

ErisC

デルタが0.1のコールのこと。

ErisP

デルタが-0.1のプットのこと。

か行

カバC

カバードコールの略。

カバP

カバードプットの略。

さ行

下げの全盛

日経225先物価格が下落しつつ、プット、コールの両方のIVが上がること。上げの全盛よりは発生しやすい印象。イージーモードで起きやすい。

下げのP剥C盛

日経225先物価格が下落しつつ、プットのIVが下がり、コールのIVが上がること。
日経225先物価格が下落すると「下げのP剥C盛」となることが多い。日経225先物価格の急な下落ではなく、緩やかに下落する場合に、「下げのP剥C剥盛」となることが多い気がする。下げのP剥C盛が発生する原理は、「スライド効果」の項目を参照してください。

三対二の法則

ポジションを組む時に、今後の先物の動きとして①上昇する、②上昇も下降もせずに横に推移する、③下降するの3パターンが考えられるが、この3つのパターンのうち、2つのパターンで利益が出る算段が付いていないと、ポジションを組んではいけないという決まり事(戒め)。

skew(スキュー)の立ち

スマイルカーブにおいて、OTMプットのIV値(先物価格線より左側)が上がり、OTMコールのIV値(先物価格線より右側)が下がること。

skew(スキュー)の寝

スマイルカーブにおいて、OTMプットのIV値(先物価格線より左側)が下がり、OTMコールのIV値(先物価格線より右側)が上がること。

スライド効果

先物価格が上下に変動した場合に、IVスマイルカーブがその形を保ちながら、左右に移動すること。スライド効果により「上げのP盛C剥」「下げのP剥C盛」が発生する。

先物価格が急激に変化する場合は、IVスマイルカーブ自体の形も大きく変わるため、スライド効果は起きにくい。比較的緩やかな先物価格の変動に際して、起こりやすい気がする。

スマイルカーブは、ATMを基準にして、ATMより離れた銘柄ほど、IV値が高くなっていることにより形作られている(IV自体が、現実世界とは乖離している正規分布を前提としたブラックショールズ式などの計算式により算出されることが原因)。相場の状況が、劇的に変化しない限り、ATMより離れた銘柄ほど、IV値が高くなっているというスマイルカーブの基本的な性質(スマイルカーブの形状)が保たれたまま、ATM値が左右にスライド(スマイカーブが左右にスライド)することが、スライド効果が発生する原因と思われる。

スライド効果は、平常時における先物価格の動きとIVの動きの相関関係を表しており、スプレッドを検討する際に、最も基本となる概念である(と思っている)。

た行

等倍アノマリー

寄りから勢いよくHLラインに達するケースでは、先物はそのままの方向で動く(例えば、Hラインに達した場合は、そのまま上昇する)ことが多いというアノマリー。先物の動きが不利になるポジションを持っている人が、寄りからの先物の動きに反応して、反対売買するのも、等倍アノマリーが発生する要因の一つ

ドッスン

上昇していたIVが急落すること。上昇してきたIVが下落基調に転換することが多い。

は行

剥げる

IVの値が低下すること

ブルシン

ブル・シンセティックの略。
「プット売り+先物売り」(カバードプット)と「コール買い+先物売り」(プロテクティブコール)の組み合わせ。

プロC

プロテクティブコールの略。

プロP

プロテクティブプットの略。

ベアシン

ベア・シンセティックの略。
「プット買い+先物買い」(プロテクティブプット)と「コール売り+先物買い」(カバードコール)の組み合わせ。

ボラジャン

ボラジャンプの略。アホボラとほぼ同じ意味。

ボラトレ

ボラティリティートレーディングの略。先物価格の変動ではなく、IVの変動に着目した取引手法。

ボラドロ

ボラドロップの略。ドッスンとほぼ同じ意味。

ま行

魔水

各月の第2週目(SQ週)の水曜日。

魔木

各月の第2週目(SQ週)の木曜日。

盛る

IVの値が上昇すること