【ホーチミン証券取引所編】手を出してはいけない危険なベトナム株の調べ方
保有している株が上場廃止になって、株の価値がなくなってしまったらコワイですよね??
株を保有し続けるリスクとして一番大きいのは、「上場廃止になり株の価値がなくなってしまうこと」です。
ベトナム株は日本株のように情報も少なく、上場廃止のリスクがまったくわかりません。そんな悩みにお答えするために、今回は上場廃止リスクが高めで危険なベトナム株を簡単に調べる方法を紹介します。
ベトナムには、3つの市場(ホーチミン証券取引所、ハノイ取引所、UPCoM店頭市場)があり、それぞれ調べ方が異なります。今回は「ホーチミン証券取引所に上場している危険なベトナム株の調べ方」について紹介します。
本記事を読んでベトナム株投資のリスク低減に活用いただければと思います。

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ホーチミン証券取引所に確認を取って作成した記事となります。他サイトにはない情報ですので、ベトナム株に興味がある方に拡散していただけるとウレシイです!
ベトナム株投資のレベルアップを図りたい方は、以下ベトナム株投資の完全マニュアルもお読みください。ベトナム株投資に必要な情報(高配当銘柄の探し方、財務安定性の調べ方など)を網羅的に知ることができます(ブックマーク推奨!)。
利用するサイト
利用するサイトは、「ホーチミン証券取引所のHP」です。
公式HPですで、情報ソースとしての信頼度はバツグンです!
※サイトの動きが重い場合が多いです。あらかじめご了承ください。
まずはサイトの言語を設定しましょう
ホーチミン証券取引所のサイトを開くと以下のページが表示されると思います。おそらくベトナム語で表示されていて何が書いてあるかよくわからないので、表示を英語に変換します。画面右上の「English」(下図の赤枠)をクリックしてください。
「どうしても日本語で見たい!」という方は、ブラウザ(Chrome)の翻訳機能を使っていただければと思います。
(参考)Chrome(クローム)翻訳機能の使い方 | 設定方法・外国語の追加方法を解説

危険なベトナム株の調べ方
危険なベトナム株として以下の2種類があります。
1.監視されている銘柄リスト
ホーチミン証券取引所の上場基準を満たしていないリストであり、ホーチミン証券取引所によって監視されています。こちらに掲載されている銘柄は上場廃止リスクが大きいです。
2.証拠金取引対象外の銘柄リスト
証拠金による取引が規制されている銘柄のリストです。
監視されている銘柄リストの調べ方
まずは、「1.監視されている銘柄リスト」の調べ方です。
画面上部のメニューにある①「Listing」にマウスカーソルを合わせると、すぐ下に別メニューが表示されますので、②「Stocks under special monitoring」をクリックします。

下図の通り、監視されている銘柄リストが表示されます。
カテゴリ毎に複数のタブに分かれていますので、漏れがないように全てのタブを確認してください。タブ内容に関わらず、このページのリストに載っている銘柄には手を出さないことをオススメします。

①銘柄コード
このページで基本的に使うのはこの銘柄コードのみです。
自分が保有している株や購入しようとしている株が、このリストに掲載されていないことを確認しましょう。
私は、購入前と購入後4半期毎にこのリストを確認しています。
②銘柄名
確認している銘柄が間違っていないか、念のために銘柄名もチェックします。
たまに「PPC」や「PCC」のように紛らわしい銘柄コードがあります。
③監視されている理由
基本的に、リストに掲載されている銘柄には手を出さないことをオススメしますので、監視されている理由を確認する必要はありませんが、監視されている理由が気になる方はこの列をご確認ください(監視されている理由は銘柄ごとに異なります)。
証拠金取引対象外の銘柄リストの調べ方
次は、「2.証拠金取引対象外の銘柄リスト」の調べ方です
画面上部のメニューにある①「Listing」にマウスカーソルを合わせると、すぐ下に別メニューが表示されますので、②「Ineligible Stocks for Margin」をクリックします。

下図の通り、証拠金取引対象外の銘柄リストが表示されます。

①銘柄コード
このページで基本的に使うのはこの銘柄コードのみです。
自分が保有している株や購入しようとしている株が、このリストに掲載されていないことを確認しましょう。
私は、購入前と購入後4半期毎にこのリストを確認しています。
②銘柄名
確認している銘柄が間違っていないか、念のために銘柄名もチェックします。
たまに「PPC」や「PCC」のように紛らわしい銘柄コードがあります。
③違反内容
基本的に、リストに掲載されている銘柄には手を出さないことをオススメしますので、証拠金取引対象外の銘柄となっている理由を確認する必要はありませんが、理由が気になる方はこの列をご確認ください(理由は銘柄ごとに異なります)。
以上が、危険なベトナム株の調べ方(ホーチミン証券取引所編)となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
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