Microsoft 365 データが保存されている地理的な場所について

Microsoft 365で取り扱う各種データを、日本国内に留めておきたいというケースにおいて、保存されている地理的な場所の確認方法や、国内に保存する方法について確認しました。

Microsoft 365 データが保存されている地理的な場所についての確認方法について

Microsoft 365管理センターで確認が可能です。

  1.  […すべてを表示] >[設定]をクリックし、表示されたメニューから[組織設定]をクリックします。
  2. [組織のプロファイル]タブをクリックし、[データの場所]をクリックします。

以下のように表示されます。

■現在の地理

現在データが保存されている場所

■コミットされた地理

永続的に保存されている場所

永続的に保存されている場所については、システム側の処理にて決定されており、基本的には “現在の地理" と同一の保管先が選択されるようです(MSサポートに確認)

また、"No Commitment" と表示されている以下の製品はデータの保存場所が固定されないサービスとのことです(MSサポートに確認)

・ Exchange Online Protection

・ Viva Connections

「Japan」の具体的な場所について

西日本と東日本の 2 リージョンが存在しており、西日本には “大阪"、東日本には “東京 / 埼玉" にデータ センターが存在します。

公開情報>

タイトル : Azure リージョンの一覧 – Azure リージョンの一覧

アドレス : https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/reliability/regions-list#azure-regions-list-1 <https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/reliability/regions-list#azure-regions-list-1>

—— 以下抜粋 ——

リージョン : 東日本

ペアのリージョン : 西日本

物理的な場所 : 東京、埼玉県

地理学 : 日本

リージョン : 西日本

ペアのリージョン : 東日本

物理的な場所 : 大阪

地理学 : 日本

データの保管場所を国内に指定する方法

テナント開設時に日本リージョンを指定することで、データ保管場所を国内に指定することが可能とのことです(MSサポート情報)

手順は未確認のため、不明ですが、おそらく以下と同じ手順かと推測します。

Entra IDに設定されている情報(ユーザに関する各種属性情報など)は、どの国のサーバに保存されるか | mitsurublog

ちなみに、CSPの場合は、CSP事業者にて開通操作が行われると思いますが、日本リージョンを指定できるかは、各CSP事業者に確認が必要とのことです(MSサポート情報)

データの保管場所を変更する方法

“Advanced Data Residency (ADR)" ライセンスを購入することで、データの保管場所を変更することが可能となります。

データの保管場所を変更する必要がない場合は、ライセンスを購入する必要はありません。

<公開情報>

タイトル : Microsoft 365 の詳細なデータ所在地

アドレス : https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/enterprise/advanced-data-residency <https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/enterprise/advanced-data-residency>

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