トラステッド起動の仮想マシンでは一部のAzureサービスが利用できない
Azure VMを作成するときに「セキュリティの種類」は既定では「トラステッド起動の仮想マシン」となっています。
このまま「トラステッド起動の仮想マシン」でVMを作成してしまうと、一部利用できないサービスがあるため注意が必要です。
利用できないサービス
- Azure Site Recovery
- Azure Automanage
- Ultra Disk、Premium SSD v2
- 管理イメージ
- 入れ子になった仮想化 (v5 VM のほとんどのサイズはサポートされています)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/trusted-launch#unsupported-features
一度VMを作成してしまうと 後からセキュリティの種類を変更することはできない
セキュリティの種類は後から変更できないので注意が必要です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/trusted-launch-existing-vm?tabs=portal
====抜粋====
トラステッド起動を有効にすると、現在、仮想マシンを Standard (非トラステッド起動構成) のセキュリティの種類にロールバックすることはできません。
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間違って「トラステッド起動の仮想マシン」で作成して、OS上でサーバ構築してしまった場合は、以下で対処可能です。
対処方法(ディスク再作成)
・OS ディスクから VHD ファイルを作成します。
(参考)Azure から Windows VHD をダウンロードする
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/download-vhd?tabs=azure-portal
・VHD ファイルをストレージ アカウントに格納します。
・ストレージ アカウントに格納されている VHD ファイルから OS ディスクを作成します。
・OS ディスクから仮想マシンを作成します。
(参考)Azure VM からエクスポートした VHD ファイルを用いた複製 VM の作成方法
https://jpaztech.github.io/blog/vm/create-vm-using-vhd/
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