社外イベント(Teamsウェビナー、Teams会議)に途中から参加した場合、参加前にチャットされた内容は閲覧できるのか
Teamsウェビナー、Teams会議で社外イベントをしている際に、イベント冒頭でチャットした内容を、途中から参加した人が閲覧できるのか?について調べてみました。社外イベントですので、社内の人ではなく、社外の人が広くあまねく参加してくる状況を想定しています。
Teamsウェビナー(Teams会議)を活用したイベントでは、冒頭に注意事項などを主催者がチャットすることがあると思いますが、そのチャットを、途中から参加してきた人(チャットされた後に参加してきた人)が見れないと、イベント運営に影響が出る可能性があります。
結露:閲覧させられない
参加者に、参加前に発生したチャットは閲覧させられません。主催者は、まずはこの事実を認識しておく必要があると思います。
対処方法として「新たな参加者が発生する度にチャットする」など別の手段を考える必要があります。
Teamsウェビナーの場合
シナリオ(前提条件)
- 主催者は、 “イベントアクセス" を [公開]としてTeamsウェビナーを作成
- 参加者(1):teamsウェビナーの登録フォーム入力に得たURLより参加
- 参加者(2):以下の方法で、開催者から個別にtemasウェビナーのURLを伝えてもらい参加(https://mitsurublog.com/post-10994/)
- ウェビナー冒頭にて、主催者がチャットを投稿(例:ウェビナー参加にあたっての注意点など)・・・投稿1とする
- 「投稿1」よりも後のタイミングで、参加者(1)、参加者(2)がTeamsウェビナーに参加
参加者(1)、参加者(2)は、主催者がウェビナー冒頭でチャットした内容を閲覧できるか(ウェビナーの場合、参加者が必ずしもウェビナー冒頭に参加してくるとは限らないため、ウェビナー冒頭に主催者がチャットした内容を、後から参加するユーザに閲覧させられるか)
閲覧させられない
、参加者(1)、参加者(2)は、ウェビナー参加以前に主催者が投稿したチャットを閲覧することはできない
Teams会議の場合
シナリオ(前提条件)
・ 参加者A:会議に出席者として主催者が追加
・ 参加者B:会議に出席者として主催者が追加せずに、会議URLより参加
・ Teams会議冒頭にて、主催者がチャットを投稿(例:会議参加にあたっての注意点など)
主催者がチャットを投稿したタイミングよりも後のタイミングで、参加者 B がTeams会議に
参加した場合、閲覧可能か(会議に、参加者が必ずしも会議冒頭に参加してくるとは限らないため、会議冒頭に主催者がチャットした内容を、後から参加するユーザに閲覧させられるか)
閲覧させられない
必須出席者として登録されていないユーザーがリンクなどから会議に参加した場合、参加したタイミングから会議チャットに含まれるようになります(必須出席者として登録されているユーザーは会議チャットに最初から含まれている状態となります)
そのため、主催者がチャットを投稿したタイミングよりも後のタイミングで会議に入ったユーザーという状況においては、参加者 A は閲覧可能、参加者 B は閲覧不可となります。
参加者 B でも以前のチャットを確認したい場合は、会議チャット内の 右上 [ユーザーの追加](人型のアイコンの部分) より、[チャットの履歴をすべて含める] にすることで閲覧が可能となりますが、参加者Bは、Teamsのテナントとは関係がない人になるので、そもそも[ユーザの追加]自体が難しいです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません