【要注意】Azure サブスクリプションによっては使えないリソースあり

2023年7月13日

【質問内容1】

「日本におけるAzure in Openプランにおきましてはクレジットカードの登録ができませんため、BYOLではないサードパーティ製のMarketplace製品のご利用ができかねる仕様でございます」

上記に関してですが、クレジットはパートナーを通し約300万ほど登録済みなのですが、このクレジットではBYOLではないサードパーティ製のMarketplace製品は利用できないということでしょうか。

【回答1】

ご認識をいただいております通り、AIOプランにおけるクレジットではBYOLではないサードパーティ製のMarketplace製品は利用できかねます。

【質問内容2】

利用できない理由についてですが、考えられる理由として

「サードパーティー製のライセンスはクレジットカードから個別に引き落とされる」から

クレジットがあっても、クレジットカードの登録が必要になるのかなと思ったのですが

その認識であっていますでしょうか。

【回答2】

ご認識をいただいております通り、サードパーティ製の製品に関しましてはクレジットカードへの請求となりますため、有効なお支払方法が必要となります。

【質問内容3】

使用量ベースの新しいサブスクリプションにクレジットカードを紐づける以外のやり方で

BYOLではないサードパーティ製のMarketplace製品を利用する方法はありますでしょうか?

あるのであれば、その方法についてもご教授いただけますでしょうか?

【回答3】

Marketplace製品の購入要件に関しまして、お支払方法としてクレジットカード(あるいは請求書払い)のご登録が必要となります。

そのため、大変心苦しい限りではございますが、AIOサブスクリプションにおいてはBYOLではないサードパーティ製のMarketplace製品をご利用いただけないものでございます。

===抜粋===

購入要件

Azure Marketplaceからソフトウェアをデプロイするには、関連する支払い方法を持つアクティブな Azure サブスクリプションが必要です。 オファーにアクセスするときに Azure サブスクリプションをまだお持ちでない場合は、無料で作成するように求められます。

支払いには、次の 2 つのオプションがあります。

クレジット カード

請求書 (既存の Microsoft 購入契約を含む)

=========

Azure Marketplace の概要 – Microsoft marketplace | Microsoft Learn

https://learn.microsoft.com/ja-jp/marketplace/azure-marketplace-overview#purchasing-requirements

【質問内容4】

以前はBYOLではないサードパーティ製のMarketplace製品であっても利用できていた記憶があるのですが

どこかのタイミングでAzure in Openプランの仕様変更があったのでしょうか。

仕様変更があった場合、いつからかについてもご教授ください。

【回答4】

AIOプランにおけるMarketplace製品のご利用に関しましては、仕様の変更などは確認されておりませんが、本件お問い合わせいただきましたSQLイメージに関しましては、本来は提供ができかねるイメージであったにもかかわらず、一時弊社の設定により誤ってご提供可能となっていたことを確認いたしました。

SQLサーバーのライセンス上の規定により、上記は今月上旬ごろに修正されており、SQL ServerのEnterprise, Standard, Web Editionが現在はご利用いただけない状態となっておりますこと、ご理解を賜れますと幸いでございます。