Express Route リソース作成時の設定項目(リージョンとピアリングの場所)について

ロケーションを選ぶ設定項目が2つあり違いがわからなかったので確認してみました。以下の①と②の部分についてです。

①リージョン

作成されたリソースの定義情報を管理している地理的な場所(データセンター群)を示している(単なるリソースの定義情報の格納場所

■Azure の地域
https://azure.microsoft.com/ja-jp/explore/global-infrastructure/geographies

~~~抜粋~~~

各 Azure 地域には 1 つ以上のリージョンが含まれており、データ所在地とコンプライアンスの特定の要件を満たしています。

これにより、ビジネスに不可欠なデータとアプリを、フォールト トレラントで大容量のネットワーク インフラストラクチャの近くに置くことができます。
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②ピアリングの場所

ExpressRoute 回線を接続される物理的な場所。

接続したい Microsoft Enterprise Edge (MSEE)  ルーターの場所を選択する必要があります。

接続プロバイダによって、選択できる「ピアリングの場所」は変わります。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/expressroute/expressroute-locations#partners

①と②は違う場所に設定してもいいのか

①リージョンと、②ピアリングの場所はそれぞれ異なる場所で作成すること自体は可能ですが、以下の記載の通り可能な限り近い場所にて作成する事が推奨されています。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/expressroute/expressroute-howto-circuit-portal-resource-manager?pivots=expressroute-current

~~~抜粋~~~

重要
ピアリングの場所は、Microsoft とピアリングしている物理的な場所を示します。 
この場所は “Location" プロパティにリンクされていません。
それは、Azure Network Resource Provider が配置されている地理的な場所を参照します。 
それらは関連付けられていませんが、回路のピアリングの場所と地理的に近い場所にあるネットワーク リソースプロバイダーを選ぶことをお勧めします。

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