intuneと他MDM製品の併用について

2023年1月30日2023年11月30日

【結論】一つのデバイスを複数のMDM製品で制御することはできない

MDM ソリューションは OMA-DM (Open Mobile Alliance Device Management) の規則に従い OS に命令を伝達するシステムといる。Intune をはじめとした各社製品は、共通のコマンドを送付し、受けた OS 側がそのコマンドにより設定や制御を行う仕組みである

この点、原則として 1 つのデバイスを複数の MDM 機関に登録し管理することはできない。

MDM 機関でのデバイス管理は、1 つのデバイスで 1 つの MDM 機関のみに登録をすることが可能な仕組みとなっている

MDM 機関に登録をされたデバイス上には “Management Profile"　がインストールされるが、この “Management Profile" は原則としてデバイス上に 1 つしか存在することができず、仮にインストールが可能であった場合にも Intune 観点ではサポートされない。

<公開情報>

タイトル : 展開ガイド: Microsoft Intune へのセットアップまたは移行 – サードパーティの MDM プロバイダーを現在使用している

アドレス : <https://learn.microsoft.com/ja-jp/mem/intune/fundamentals/deployment-guide-intune-setup> https://learn.microsoft.com/ja-jp/mem/intune/fundamentals/deployment-guide-intune-setup <https://learn.microsoft.com/ja-jp/mem/intune/fundamentals/deployment-guide-intune-setup>

–引用開始—————————————–

サードパーティの MDM プロバイダーを現在使用している

デバイスには MDM プロバイダーを 1 つのみ含める必要があります。

Workspace ONE (旧称 AirWatch)、MobileIron、MaaS360 など、別の MDM プロバイダーを使用している場合は、Intune に移行できます。

最大の課題は、ユーザーが現在の MDM プロバイダーから各自のデバイスの登録を解除してから、Intune に登録する必要があるということです。

–引用終了—————————————–