Purviewの各種ポリシーにおいて”特定の機密情報の種類が含まれていること”を条件として設定した場合、”メールメッセージのみ”が対象となるか”メール添付ファイル”も対象となるか?

Purviewの各種ポリシーにおいて”場所”としてExOを指定できます。

また、各種ポリシーの条件として、”特定の機密情報の種類が含まれていること”を設定できます。

この場合、条件に合致するか、チェックされるのは、メールメッセージのみでしょうか。それともメールの添付
ファイル内に、機密情報の種類が含まれていた場合も、条件に合致するのでしょうか。

DLPポリシーの場合

以下の通り、どこをチェックするかは、選択できます。

★”メッセージ”は、メール本文だけでなく、メール件名も含まれるようです。メール件名のみに機密情報の種類を入力したところ、DLPは機能しました。

自動ラベル付けポリシー(秘密度ラベル)の場合

DLPポリシーのように、「メールメッセージ」、「添付ファイル」を選択するようなUIにはなっていません。

しかし、「メール本文」または「添付ファイル」に機密情報が含まれていた場合、条件に合致します。

< Microsoft 365 データに秘密度ラベルを自動的に適用する>

https://learn.microsoft.com/ja-jp/purview/apply-sensitivity-label-automatically

上記公開情報に添付ファイルについてもスキャンを実施している旨の記載があります。

~~~~引用ここから~~~~

・Exchange の自動ラベル付けに固有:

・PDF 添付ファイルと Office 添付ファイルは、自動ラベル付けポリシーで指定した条件をスキャンします。 一致がある場合、メールにはラベルが付けられますが、添付ファイルにはラベルが付けられません。

・PDF ファイルの場合、ラベルが暗号化を適用する場合、テナントで PDF 添付ファイルが有効になっている場合、これらのファイルは Message Encryption を使用して暗号化されます。

・Word、PowerPoint、Excel の Office ファイルがサポートされています。 ラベルが暗号化を適用し、これらのファイルが暗号化されていない場合は、メッセージ暗号化を使用して暗号化されるようになりました。 暗号化設定はメールから継承されます。

~~~~引用ここまで~~~~

自動ラベル付けポリシー(保持ラベル)の場合

DLPポリシーのように、「メールメッセージ」、「添付ファイル」を選択するようなUIにはなっていません。

しかし、「メール本文」または「添付ファイル」に機密情報が含まれていた場合、条件に合致します。