(作成中)クラウドサービス上のシステム構築を受託すること(クラウドインテグレーション)について思うこと
そもそも
・大手のクラウドサービスは、アメリカ発であり、受託を想定していない(気がする)
クラウドはカオスであり、受託の性質と合わない
クラウドのカオスさ
- サービス内容自体が時間とともに変化する
- サービス間で複雑に連携している
- ドキュメントがわかりづらい。また、あるドキュメントを参照して設計をしても、他にも実はドキュメントが存在しており確認漏れが発生する確率が高い
- サービス全体での統一感がない・・・Aという機能が、あるサービスにも含まれているし、また、Aという機能に似たBという機能を別のサービスが含まれていていたりする(どう使い分けたらええねん的な)
こんなお客さんならクラウドインテグレーションありかも
- 前述記載の「クラウドのカオスさ」を理解できている
- 「設計・構築→試験」は1回では完結しないよねと言ってくれるお客さん =「設計・構築 → 試験 → 失敗 → 再設計・構築 → 試験」のように何度かやり直しが発生することを想定してくるお客さん(だいたい1回ではうまくいかないので、これを想定してくれないお客さんだと、だいたいクレームになる。受託なので当たり前んですけどね)
でも受託だからミスは許されない
クラウドインテグレーションを、ミスなく成功させようと思うと、非現実的な設計構築費になる(だって、サービス仕様を完璧に理解するのは途方もないほど時間がかかるから)。だから、ミスすることを前提(前提は言い過ぎだが)の設計構築費を提示せざる負えない(「ミスすること前提」の部分が、受託の思想とそもそも合わない)
準委任の伴奏型がよい?
受託だと完璧を求められるが、クラウドで完璧は難しいので、準委任の伴奏型がSIERが顧客と付き合う上でよいかもしれない。SIERなので、他ユーザの事例などの情報も持っているし、当然技術についても顧客よりも精通している(はず))。それらの知見を準委任の形態で、提供するような形がよいのではないか。
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