Exchange Onlineメール保持期間、容量など


質問①. Exchange Onlineに保存されるメール(送信メール、受信メール)は、既定では何年間、Exchange Online上に保持されますでしょうか(それとも、明示的に削除しない限り、保持され続けるのでしょうか)

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自動削除を行うポリシーの設定や、明示的に削除されない限り、メールアイテムは残る動作となります。
※ 自動消去はされません。

質問②. ExOの送信メールボックス、受信メールボックスの容量をご教示ください。(送信、受信メールボックスで合わせて〇GBでしたら、そのようにご回答ください)


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送受信含めての容量を以下にご案内いたします。

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□ 各ライセンスごとの使用可能容量ついて
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◆ Exchange Online Plan 1
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プライマリ メールボックス用通常領域  : 50 GB
プライマリ メールボックス用回復可能領域域 : 30 GB
インプレースアーカイブ メールボックス用通常領域  : 50 GB
インプレースアーカイブ メールボックス用回復可能領域 : 30 GB
※ 上記容量は格納可能な最大量でございます。

◆ Exchange Online Plan 1 + Exchange Online Archiving for Exchange Online
◆ Exchange Online Plan 2
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プライマリ メールボックス用通常領域 : 100 GB
※ Exchange Online Plan 1 + Exchange Online Archiving for Exchange Online では 50 GB
プライマリ メールボックス用回復可能領域 : 30 GB → 100 GB (アイテム保持機能を有効化した場合)
インプレースアーカイブ メールボックス用通常領域 : 100 GB → 最大 1.5 TB (自動拡張機能 有効時)
インプレースアーカイブ メールボックス用回復可能領域 : 100 GB → 最大 1.5 TB (自動拡張機能 有効時)
※ 自動拡張アーカイブを有効化することで、インプレースアーカイブ メールボックス容量 (通常領域と回復可能なアイテム領域の合算値) を上限 1.5 TB までご利用いただけます。
※ プライマリ メールボックス用回復可能領域につきましては、訴訟ホールドやアイテム保持ポリシーなどの保持設定が有効な場合 100 GB となり、保持設定が無効な場合 30 GB となります。

<参考情報>
Exchange 管理センターより確認する方法

1. グローバル管理者にて、 Microsoft 365 管理センター (https://admin.microsoft.com) にアクセスします。
2. 左カラムの “管理センター” より [Exchange] をクリックし、 Exchange 管理センターにアクセスします。
3. 左カラムの [受信者] – [メールボックス] より該当のメールボックスをクリックします。
4. 画面右側にて、[全般] タブ内の [メールボックスの使用状況] から確認しできます。

質問③. 質問 2. に関連しますが、容量オーバーとなった場合、ExOはどのような挙動になりますでしょうか(古いメールから削除される?送信元にエラー通知が飛ぶ?など)


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ユーザーはメールの送受信ができなくなり、送受信禁止となっているユーザーに対してメールを送信した場合、送信者側に配信不能通知 (NDR) が配信されます。

<参考情報>
Title : Exchange Online の制限
URL : https://docs.microsoft.com/ja-jp/office365/servicedescriptions/exchange-online-service-description/exchange-online-limits
※ [容量のアラート] 項目に記載がございます。

メールボックスの違い(アーカイブメールボックスなど)

  1. プライマリ メールボックス用通常領域 (50 GB):
    • これはユーザーのメインのメールボックスで、電子メール、カレンダーアイテム、タスク、ノートなどのデータを保存する領域です。通常、この領域に保存されているアイテムはOutlookやOutlook Web App (OWA) で直接アクセス・表示されます。
  2. プライマリ メールボックス用回復可能領域 (30 GB):
    • この領域には、ユーザーが削除したアイテムが一時的に保持されます。これは"削除済みアイテム"フォルダからアイテムを削除した後も、一定の期間(通常は14日)アイテムを回復することができる場所です。
  3. インプレースアーカイブ メールボックス用通常領域 (50 GB):
    • インプレースアーカイブは、メールボックスが主要な容量の制限に達すると、古いアイテムを自動的にアーカイブするための追加のストレージエリアです。これにより、古い電子メールを削除せずに保存することができます。通常、このアーカイブメールボックスはOutlookやOWAで別のフォルダとしてアクセスできます。
  4. インプレースアーカイブ メールボックス用回復可能領域 (30 GB):
    • これはアーカイブメールボックス内のアイテムを削除したときに、それらのアイテムが一時的に保持される場所です。プライマリメールボックスの回復可能領域と同様、一定の期間アイテムを回復することができます。